Cross of Wings -ver.weblog-

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すきとおるような、あおい

明日っていつだ? 今さ!
はい、日付的にはちゃんと更新したよ、とかいう詐欺紛いなことをするのあらんですよ。
本日はちゃんとBLOG用に用意したよ!

「すきとおるような、あおい」

とりあえず、この作品を通して得たことは、一つにルビの振り方。確かこの作品から、ワードで“綺麗な”ルビ振りができるようになり、歓喜して使いまくったのですよ。したら、ちょっと外した。(´・ω・`)
でも、ルビが振れるようになったのは、ルビ厨にして難読字厨のあたしとしては非常に喜ばしい出来事だったのです。ホントに。ある意味で転機。
もう一つは、「願わくば」が誤用であること。正式には「願わくは」なんですね。調べたらでてきて驚いた。
因みに、「其れ」の正体に関しては、一生伏せていこうかと思います。言うのも恥ずかしい、ガチで。
……作品が短い所為か、語ることが少ないなぁ。鼻水トマンネ。

さて、日付の変わらないうちにお風呂に入って、さっさと寝ようかと思います。
明日はまたテストだよー\(^o^)/ そして、埼玉県内市町村職員の説明会。スーツだよ! il||li _| ̄|○ il||li
因みに、今日のテストは全部書ききれなかった。鼻水のせいで。/(^o^)\



……脱線しましたが、さぁ、作品をどうぞ!
 其処には、ぽっかりと穴が空いていた。


 それは、本来其処に在ることの無い筈の穴。異質であるもの。在り得ないもの。
 けれど、其れそのものの中央かなめに空いている訳ではないから、動かすことには何ら支障はない。それに、刳り抜かれたように奇麗な円柱状の穴だから、珍しく、見方によっては美しく見えるかもしれない。
 それなのに、私にとって其れはひどく悲しくて、そして切なく見えた。



「以前から、貴方の事が好きでした」
「恥ずかしながら、私も同じく、想っておりました」



 「喪失うしなう」という事は、「痛苦くるしみ」である。
 こんな簡潔に言ってしまうと、説得力なんて欠片も無いように聞こえる。実際、私もこの答えはきっと間違いだと思う。けれど、私は其処に納得いくであろう言葉を持ち合わせてはいない。だから、今はこの言葉を代わりに埋めているのだ。



「ずっと、一緒に居ましょうね」
「勿論。約束します」



 其れにとって、その穴には本来埋まる可きものが在ったのだと思う。他のものは然も当然のように其処に埋まっているのだから。其れには其れに見合う何かが在ったのだ。


「馬鹿な事を言わないで頂戴。一体、何の冗談なの?」
「冗談を言っているのは君の方だろう? 私は何もしていないのだから」



 けれど、其れは「喪失」してしまった。何がいけなかったのだろうか。何がそうさせてしまったのだろうか。その因るところは、私には判る筈が無い。判る程度の事ならば、私は「喪失」なんてさせない。


「もう如何だっていい。もう知らない!」
「私も知りたく無いよ。沢山だ」



 けれど、其れは「喪失」してしまった。ということは、きっと其れは「痛苦」を覚えてしまったのではないか。物だからそんな感覚を持ち合わせている筈が無いのに。
 だからこそ、私は其れに悲愴感を見出してしまったのだ。



「さようなら。二度と逢いません様に」
「さようなら。二度と顔を見ぬ様に」
















すきとおるような、あおい












 此処まで言ったものの、私は明日にも、ゴシック体過去の想いのことを丸っきり「喪失」しようと思っている。忘却なんて生易しいモノじゃない。今まで書いた文章を諦めて、片っ端からデリートキーを押すように、全てを「喪失なくす」のだ。バックアップすらない、更地の様にしよう、と。





 「喪失」することには「痛苦」が付いてまわる。もしもこの事で「痛苦」が私に訪れるのなら、甘んじて受け入れよう。そうすれば、あの想いも消えて失くなるのだから。
 受け入れてでも、「喪失なく」したいから。





 私は、穴の空いた其れを粉々に砕いた。……と言っても、私の力では鎚を使って変形させるのが精一杯だった。
 けれど、悪戯に「喪失」を象徴させる其れを、見るも無残な形に変えられたのが、正直嬉しかった。




 机の上に其れを投げた。歪になった其れは一・二度跳ねて端に置いてあった小物入れに当たった。その左斜め先に、一つの青く細い柱が転がっていた。手に取りそれを見ると、紛れも無く、壊した其れの穴に合致するものだった。





 それは、すきとおるような、あおい色をしていた。余りにも無垢なそれは、その純粋さ故に刃と為った。
 もし、気付くのがもう少し早かったら、其れは直すことが出来ていただろうか。壊さずに置いておいたら、後に気付けていただろうか。悔やんでも仕方の無い事だと判っていても、私は……。





―・―・―・―・―・―・―・―・―・

 そして今も、五行もの空白の中心私の精神の穴を埋めるモノは無い。もう夢を見られるようなあおい日々は過ぎ去ってしまった。けれども、願わくは、すきとおるような、あおい宝石が、其処を埋め尽くしてくれますように。








-Fin?
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